JR福知山線脱線事故について
今日は少し真剣なことを書こうと思います。
1週間前に起こった、脱線事故ですが、
自分はあの事故は日本人全体が考えるべきだと
思っています。
自分は1年間オーストラリアに住んでいたことがあります。
その国の人々はのんびりしていて、基本的に時間にルーズです。
それは公共の乗り物でもそうで、電車でも遅れてきたり、
たまに、なぜか10分くらい停車して、その後発進したりします。
それでもオーストラリア人は駅員につめよることなく、
大人しくしているわけです。それはなぜか。
そういうものだと思っているからだと思います。
あと遅れて目的地についたり、遅れて人にあっても
それを許す雰囲気があるからだと思います。
ああまたか~でもいいや。電車が止まったから
遅れたって言えばいいから大丈夫だ。っていう感じで。
それでは日本はどうなんでしょうか?
定刻どおりの電車時間。過密ダイヤ
遅刻をすることは悪い事。
遅刻をすると相手に悪いので早くつきたい早くつきたい。。。
もし日本人がもう少しのんびりしている国民性だったら
こんな事起こらなかったと思いませんか?
電車が少しでも遅れると、クレーム。。。
定刻どおりが当たり前の雰囲気です。
JRは他の私鉄との激しい競争でスピードアップを図っていたそうです。
それはもちろん人々がそれを望むからでしょう。
遅れを取り戻すため、止むを得ずスピードを出してしまったようです。
何か運転士にプレッシャーがかかっていたのかもしれません。
もし遅れても仕方ないといった風潮があれば、運転士はカーブ
なのに無理をせず、ブレーキを踏んだはずです。
自分はこの事故は日本人全体が考えるべきだと思います。
例えば、今まで少しでも遅れると駅員につめよっていたが
それを今からは止めようとか、クレームをいいたいが
それをしてしまうと運転士を追い込んでしまう可能性があるので
今回は止めておこうとか。
いろいろ考えることはあると思います。
確かに、定刻どおりに来る電車はいい事だとは思います。
時間通りに目的地につけるのですから。
ただあまりに正確さを求めてしまうと余裕がなくなると
思うのです。人間なのですから。。
沖縄はそういう意味では、同じ日本でもそういう正確さ
をあまりこだわらない風潮があるかと思います。
バスをとってみると、時間通りこないのが当たり前で
それでクレームを出す人もいません。
なんにでも一長一短はありますが、少しこの件に関して
みんな考えてみるべきだと思います。